SET-Jとは

プログラムの目的、内容など
在ボストン日本領事館、ボストン日本語学校、メッドフォード教育委員会が後援してアメリカ人教員を日本に派遣して、日本の教育、文化、習慣などを見聞きしてもらうプログラムがありました。ローレンススクールもそのプログラムに参加し、過去に校長先生、副校長先生、教育委員長、二名の先生が派遣されました。1999年には上記後援によるプログラムが終了してしまいましたが、2002年よりローレンススクールにSET-Jを立ち上げ日本人保護者の運動により継続しております。多くのアメリカ人にとって、日本は遠い上に言葉も生活様式も全く異なります。アメリカ人教諭に日本の習慣、文化や教育を理解してもらう事にこの派遣は大変大きな影響を及ぼしています。日本では、約10日間かけて各地を回り、平和記念資料館や小中学校などの訪問、ホームステイも体験します。日本全国に数百人いるローレンス帰国生、ご家族の方々、またはSET-Jの活動に興味を示してくださる他機関のご協力を頂いて、アメリカと日本での連携を取り合いながら、毎年この派遣旅行を行っています。派遣された教諭は、この貴重な体験を、毎年、全校生徒、保護者へ報告しています。

2014年6月27日金曜日

東京観光の報告1

東京観光をしていただいたボランティアの中村さんから、観光のご報告をいただきました。
いろんな場所への充実した観光の様子が伺えます。どうぞご覧下さい。


昨日はMuendel先生と楽しく東京観光をしました。

明治神宮の参拝の後境内の花菖蒲園で菖蒲を観賞しました。先生は宅の庭に菖蒲を栽培されているそうで、おなじみの花を日本で見ることができて嬉しそうでした。山手線で品川から原宿に来るときは9時過ぎとはいえ電車がかなり混んでいたのですが、明治神宮で静かで自然のある場所に来られてほっとされたようでした。

その後竹下通りを経て表参道に出て地下鉄表参道駅に向かいました。表参道ではチョコレートのお店とポップコーンのお店の前に長蛇の列があったのを興味深く眺めておられました。

渋谷ではハチ公と写真をとりました。小説からイメージした渋谷駅の雰囲気と現実は少し違ったようでしたが、ハチ公 と対面できてとても喜んでおられました。

お昼は東大の駒場キャンパスの学食で食べました。先生は息子さんがこの秋から大学生で息子さんの進学する大学を検討するために昨年はアメリカの大学をかなり回ったそうです。東大のキャンパスの雰囲気やカフェテリアはアメリカの大学と似ているとおっしゃっていました。

お茶会はホテルニューオータニのビジター向けの会場に行きました。他のお客さんがいなかったこともあり、お茶の先生が少し時間をかけて説明してくれ、またMuendel先生が実際にお茶を点てることもできました。

ショッピングは銀座のプランタンに行きました。娘さんや息子さんなどへのお土産の洋服を買っていました。

その後は飛び入りの日程で銀座のカラオケに行きました。カラオケは初体験だそうですがとてもリラックスされた様子で乗りの良い歌声を聞かせてくれました。

夕食会場に向かう途中、皇居で写真を撮りました。

夕食は私の夫と息子も合流して石焼き懐石を楽しみました。SET-Jに応募するのは少し勇気のいることだったけれども、楽しい経験や新しい発見があり日本に来てとても良かったおっしゃってくださいました。

夕食後我が屋に麦茶と和菓子でお迎えしました。

以上が昨日の報告です。

朝食は先生のお言葉に甘えてこちらが昨日に用意してお渡しした和製ドーナッツや飲み物などでお一人で済ませていただきました。

先生が今日の朝どのように過ごされたかは分かりませんが、家の向かいが小学校、大通りを渡った向かい側が中学校で隣がスーパーなどと書いてある手書きの地図を渡しました。先生は小学校などを外から見てみようかしらとおっしゃっていました。

手荷物は先生が宅急便は使いたくないとおっしゃったので一泊分の荷物や日本人へのお土産など日中持ち歩くことになりました。

私も時々荷物を持ちましたし先生は体力がありそうなのであまり問題はなかったようですが、ホテルでないところに泊まる方が我々の普通の生活を垣間見ることができるという面もあるとは思う一方、手荷物の関係や朝食のことを考えると東京での宿泊は全部ホテルでも良かったかもしれないと思いました。
以上です。

取り急ぎご報告まで。

中村





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