秋田県でアテンドくださいました佐々木さんから当日の様子とお写真を共有いただきましたのでご紹介させていただきます。
7月9日(水曜日)午後4時8分の秋田新幹線で到着された先生をお迎えしました。駅の玄関では秋田犬となまはげがお迎えです。
この日は翌日訪問する予定の秋田県潟上市天王南中学校を確認するために立ち寄り、そのあとラーメンを食べました。そして我が家で荷物を置いた後、海で散歩しました。風が気持ちよかったです。ケーキとビールを持参して、景色鑑賞とおしゃべりのひとときを過ごしました。
翌日10日(木曜日)は朝からひいろと一緒に学校へ。中学校が、ALT(Assistant Language Teacher)のカルダー先生に、事前に案内をお願いしており、最初から最後まで付き添い役をしてくださったそうです。この日の午前中は、国語、体育、音楽、社会の時間割でした。各教科の日本人の先生は、授業冒頭で英語で自己紹介をしてくださったり、ムーディ先生を授業に参加させてくださったりと異文化間交流の場をあたたかく演出してくださいました。生徒たちから、「日米の違いは何ですか?」とか「先生の誕生日を教えてください」などの質問がとんで来たそうです。すべての写真をここに掲載できないのが残念ですが、生徒たちはとてもフレンドリーで、ムーディ先生が校内を移動するたびに、あちこちから手を振ったり声をかけたりしたそうで、先生は「まるでセレブになった気分でした」と、嬉しそうに感想を語っていらっしゃいました。
この日の午後は男鹿半島を訪れました。男鹿真山伝承館では、なまはげが人々を脅す実演を見学中に、ムーディ先生ご自身もなまはげに「襲われる」体験をされ、会場は笑いに包まれました。
伝承によると、なまはげはもともと人間を襲って喰う存在として恐れられていましたが、あるとき人間との知恵比べに敗れ、それ以降は人間を食べることをやめたとされています。その代わり、年に一度、集落に現れては、子どもや新しく村に嫁いできた若い女性を脅すようになったのだそうです。これは、単なる脅しではなく、「怠けていないか?」「悪いことをしていないか?」と問いかけることで、家族や地域の中での規律を再確認させ、共同体の秩序を保つための行事とされています。
この後、ムーディ先生とひいろは、コスチュームを着てなまはげに変身しました!
この日は、少し海で遊んでから帰宅しました。
夕食は純日本・東北スタイルです。いろりを囲んでお膳でいただきました。料理の力量が足りず、そうめんとピザという内訳になってしまいましたが...。そして午前中、ムーディ先生と交流したひいろのクラスメイトのゆうご君も参加しました。楽しい夕食会でした。
最終日となった7月11日(金曜日)の午前中は、もう一度男鹿半島を訪れました。目的地は、奇岩や洞窟、そして透明度の高い海が広がる加茂青砂(かもあおさ)海岸。ここはかつて、船でしか行き来できない「陸の孤島」でした。今もなお、その隔絶された自然の美しさが残されており、先生もその静けさと風景に感動されていました。
男鹿半島からの帰り道、残された時間はわずかでしたが、急いで秋田駅近くの温泉施設「華の湯」へ立ち寄りました。先生にとっては、人生初の露天風呂体験となり、嬉しそうなご様子を見て、私もとても嬉しかったです。
以上が秋田からのご報告です。
先生が日本に到着されてから、それぞれの地域のご担当の方たちからの報告・ご様子をブログ投稿等で確認しつつ、「では秋田ではどう行動しよう?」と直前まで計画を練り直すことができました。皆様ありがとうございました。和泉ちゃんもありがとう。夕食のとき、「これ、いずみからみんなへのプレゼントだよ。一緒に食べよう」と先生からもみじ饅頭をいただきました。ひいろのクラスメイトのゆうごくんも一緒にいただきましたよ〜ありがとう!先生をアテンドするのは、嬉しい時間でした。いろんなおしゃべりができて楽しかったです!
学校での楽しそうでありながら真剣な表情のMoodie先生、近距離でのなまはげに圧倒されるMoodie先生、海辺でのモデルみたいなMoodie先生、色々な表情の先生をブログを通じて我々も見ることができました。佐々木さん、ありがとうございました!Moodie先生の旅はもう少し続きますので、皆様にも応援いただけますと幸いです。
SET-J一同
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