SET-Jとは

プログラムの目的、内容など
在ボストン日本領事館、ボストン日本語学校、メッドフォード教育委員会が後援してアメリカ人教員を日本に派遣して、日本の教育、文化、習慣などを見聞きしてもらうプログラムがありました。ローレンススクールもそのプログラムに参加し、過去に校長先生、副校長先生、教育委員長、二名の先生が派遣されました。1999年には上記後援によるプログラムが終了してしまいましたが、2002年よりローレンススクールにSET-Jをを立ち上げ日本人保護者の運動により継続しております。多くのアメリカ人にとって、日本は遠い上に言葉も生活様式も全く異なります。アメリカ人教諭に日本の習慣、文化や教育を理解してもらう事にこの派遣は大変大きな影響を及ぼしています。日本では、約10日間かけて各地を回り、平和記念資料館や小中学校などの訪問、ホームステイも体験します。日本全国に数百人いるローレンス帰国生、ご家族の方々、またはSET-Jの活動に興味を示してくださる他機関のご協力を頂いて、アメリカと日本での連携を取り合いながら、毎年この派遣旅行を行っています。派遣された教諭は、この貴重な体験を、毎年、全校生徒、保護者へ報告しています。

2014年7月1日火曜日

東京観光の報告2

東京観光をしていただいたボランティアの中崎さんから、観光のご報告をいただきました。
いろんな場所への充実した観光の様子が伺えます。どうぞご覧下さい。


2014年6月28日(土)

今日はあいにくの雨模様。駅からたった3分ほどの徒歩でも足元がびっしょり濡れるほどです。

先生と待ち合わせているホテルのロビーに向かう途中、後ろから先生に声をかけられました。先生は朝食がまだだったらしく、おにぎりとお茶の入ったコンビニの袋を持っていました。私たちも朝食をとれなかったと話すと一緒に食べようと、近くにあったアメリカでよくみるファミレスに入り、3人でアメリカンブレックファストを注文しました。日本にきてはじめてアメリカンな食事をするとおっしゃっていて、先生がいかに日本食を楽しんでいらっしゃるかが伺えました。

お天気が悪いのにも拘わらず、Akikoやローレンスのママたちからは”日本は雨ばっかりよ、濡れるわよ“といわれていたのに、滞在中まったく雨に降られず、今日が初めての雨だとむしろ楽しそうでした。

今日は日本滞在最後の1日。観光のポイントとして、先生のご希望を最優先し、先生が来日前に鑑賞されたAdrift in Tokyo(転々)という映画のシーンにでてくる場所やそれらしき町並みをご案内できればと心がけました。

恵比寿駅おりてから山種美術館まで12,3分の徒歩でしたが、その途中で、何十年もの昔からそこで商売をしていて、いまだにお店をたたんでいない、という風情のお店、和食器店や呉服店を興味深そうにのぞいていらっしゃいました。

山種美術館は江戸末期から昭和初期にかけての日本画をたくさん収蔵しているのですが、残念ながらこの時期は目的の重要文化財の作品の展示はなく、季節に合わせた夏の装束を身にまとった将軍や武士、女性がモデルの絵でした。海外でよくみる浮世絵とは違うので、その技法や題材(人と自然)についてとても興味深そうにしていらっしゃいました。

外はまだ土砂降りで、3人で靴をグシュグシュいわせながら裏通りにはいりました。高級住宅街にありがちな大きなマンションを横目に古い一軒家の日本家屋が気になっていらっしゃる様子で、写真を何枚か撮られていました。

雨の中、駅に向かいながら細い路地を選んで歩いていると偶然、鯛焼きやさんを見つけました。先生は鯛焼きについて、聞いたことも見たことも、もちろん食べたこともない、ということだったので、雨宿りを兼ねて、食べてみることになりました。先生はあずきが大好きだそうで、私は食べ切れなかったのですが、あんこがずっしり入った鯛焼きを1匹、あっという間に召し上がっていらっしゃいました。

その後、ご家族へのお土産の購入希望があったので新宿へ向かいました。映画のシーンにも新宿の高層ビル群がでてきますが、高いビルが多いことと、ビルのデザインがきれいなだけでなく、これらが地震に耐えたとはすごいと関心していらっしゃいました。お昼にはまだ食べたことがないという釜飯を召し上がっていただきました。ご飯に味がついていて、もちもちしている食感が美味しいと喜んでいただけたようでした。

お買い物は高島屋デパートと最近外国人観光客に人気がでてきているらしい東急ハンズで、和風小物や食器を中心にされていました。高島屋の呉服売り場にご案内したときには、七五三の着物や振袖をとても美しいと何枚か写真に収めていらっしゃいました。

最後は日本のデパートショッピングの醍醐味ともいえる”デパ地下”をご案内しました。食料品の種類の多さと手の込んだケーキなどを見られて”これは毎日来ちゃうわね”ととても楽しそうでした。

一番気になっていらしたご家族へのお土産も揃い、満足したご様子でホテルへと向かいました。