SET-Jとは

プログラムの目的、内容など
在ボストン日本領事館、ボストン日本語学校、メッドフォード教育委員会が後援してアメリカ人教員を日本に派遣して、日本の教育、文化、習慣などを見聞きしてもらうプログラムがありました。ローレンススクールもそのプログラムに参加し、過去に校長先生、副校長先生、教育委員長、二名の先生が派遣されました。1999年には上記後援によるプログラムが終了してしまいましたが、2002年よりローレンススクールにSET-Jを立ち上げ日本人保護者の運動により継続しております。多くのアメリカ人にとって、日本は遠い上に言葉も生活様式も全く異なります。アメリカ人教諭に日本の習慣、文化や教育を理解してもらう事にこの派遣は大変大きな影響を及ぼしています。日本では、約10日間かけて各地を回り、平和記念資料館や小中学校などの訪問、ホームステイも体験します。日本全国に数百人いるローレンス帰国生、ご家族の方々、またはSET-Jの活動に興味を示してくださる他機関のご協力を頂いて、アメリカと日本での連携を取り合いながら、毎年この派遣旅行を行っています。派遣された教諭は、この貴重な体験を、毎年、全校生徒、保護者へ報告しています。

2025年4月4日金曜日

2025年度派遣 Ms. Christine Moodie先生に決まりました!

2025年度の日本派遣は、7th gradeのMath&Scienceをご担当いただいているMoodie先生に決定致しました!


先日3月5日(水)、3月27日(木)に行われましたSET-JミーティングにMoodie先生にもご参加いただきました。
Moodie先生はLawrence校で教員をされ、今年で6年目になります。派遣を通して日本の文化と教育に触れることで、日本人の生徒とその家族への理解を深め、総じてご自身の今後の教育に生かしていきたいとの目標を持って、申し込んでいただきました。

今回の訪問先は、現時点で東京、静岡、京都、広島、秋田を検討しており、細かい旅程については調整中です。
中学校や高校の授業見学、広島平和記念公園のほか、Moodie先生はScienceを教育される立場として、特に7th gradeの授業項目でもある地震や生物多様性にご興味があるとのこと、日本の建築、耐震構造を学べる施設や庭園、農場などにもご訪問いただけるよう今後引き続き調整を進めてまいります。
また、Lawrence校で過去Moodie先生に教育を担当していただき、現在日本に戻られている日本人家族の皆様にもご協力をお願いしており、Moodie先生も久しぶりの再会に非常に胸を躍らせているご様子でした。

派遣内容に関する進捗状況はブログにてご報告させて頂きます。
今年度の派遣も実りあるものとなりますよう準備を進めて参りますので、引き続き皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

SET-J 一同