SET-Jとは

プログラムの目的、内容など
在ボストン日本領事館、ボストン日本語学校、メッドフォード教育委員会が後援してアメリカ人教員を日本に派遣して、日本の教育、文化、習慣などを見聞きしてもらうプログラムがありました。ローレンススクールもそのプログラムに参加し、過去に校長先生、副校長先生、教育委員長、二名の先生が派遣されました。1999年には上記後援によるプログラムが終了してしまいましたが、2002年よりローレンススクールにSET-Jを立ち上げ日本人保護者の運動により継続しております。多くのアメリカ人にとって、日本は遠い上に言葉も生活様式も全く異なります。アメリカ人教諭に日本の習慣、文化や教育を理解してもらう事にこの派遣は大変大きな影響を及ぼしています。日本では、約10日間かけて各地を回り、平和記念資料館や小中学校などの訪問、ホームステイも体験します。日本全国に数百人いるローレンス帰国生、ご家族の方々、またはSET-Jの活動に興味を示してくださる他機関のご協力を頂いて、アメリカと日本での連携を取り合いながら、毎年この派遣旅行を行っています。派遣された教諭は、この貴重な体験を、毎年、全校生徒、保護者へ報告しています。

2025年7月13日日曜日

Moodie先生の帰国報告と、今年度派遣協力に対する御礼

ボストン時間7/13 18時過ぎ、Moodie先生は無事ボストンへ帰国されたとの報告をいただきました。これにて、Moodie先生の約2週間に渡る旅は終了です。

年明けより準備を進めて参りましたSET-Jの活動ですが、今年も皆様のご支援により、Moodie先生の派遣を無事終えることができました。改めまして、誠にありがとうございました。お陰様で、Moodie先生の日本に対する理解、造詣を深めていただくという目的は果たせたものと思われ、今後Lawrence校での教育活動に生かしていただくことが期待されます。

そして、現在Lawrence校にいる先生方で日本への派遣を希望される先生はまだまだいらっしゃるということもあり、来年度以降もLawrence校と調整をしながら我々の活動は継続していく見通しでおります。しかしながら、熱心で、日本に関心を寄せてくださるLawrence校の先生を毎年一人日本に派遣するという活動は、我々SET-Jメンバーのみでは決して成し得るものでなく、在校生、卒業生、保護者の皆様のご協力を多分に賜ることで成立しております。

今後とも、皆様のご支援賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


SET-J一同

2025年7月12日土曜日

7月12日(土) 東京での懇親会

東京での懇親会にご参加いただいた功刀さんから当日の様子とお写真を共有いただきましたのでご紹介させていただきます。

猛暑が少し和らいだ7/12土曜日夕方、品川にて懇親会を開催しました。東京観光を終えられたMs.Moodieを9家族21名で囲みました。 
  


懐かしい話題や先生の日本滞在での思い出をシェアしながら、英語クイズ大会やスラ イドショーを鑑賞するなど、和気あいあいとした楽しい会となりました。 英語クイズ大会やスライドショーは幹事の木田さんがご用意してくださったもので す。英語クイズ大会は、問題文をMs.Moodieが読み上げ参加者全員が速さを競って答 える形式で、子供も大人も一緒になって答えを考え大変盛り上がりました。 スライドショーは、事前に参加ご家族から集めた写真をスライドショーとして編集し てくださったもので、ローレンス校の思い出を振り返ることができるとても素敵なも のでした。 



最後に、Ms.Moodieにカタカナ名前入りのお箸をプレゼントさせていただき、会の締 めくくりとなりました。あっという間の2時間でした。 Ms.Moodie の日本滞在最後の思い出として素敵なひとときになっていれば幸いです。 


 幹事の木田さん、懇親会にご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。 ローレンス校とのご縁でこのような機会に恵まれたことを感謝しております。

ブログを作成いただいた功刀さん、幹事を務めてくださった木田さん、懇親会にご参加いただいた皆様、SET-J一同より深く御礼申し上げます。お忙しい中、誠にありがとうございました!

名前入りのお箸のプレゼントは、きっとMoodie先生の一生の宝物となったことでしょう!そして、共にLawrence校で学んだ仲間たちと、時を経て東京で恩師であるMoodie先生を囲んで再会するなんて、とても素敵な同窓会となったことと思います。皆さんとても良い表情をされていますね!

改めまして、Moodie先生、日本でのアテンドや懇親会に参加いただいた皆様、お暑い中大変お疲れさまでした。気温、湿度はこの時期ならではということもありますが、ブログでいただいたお写真では比較的美しい空模様が続き、天候に恵まれた旅であったように感じました。まだこれから夏季休暇は続きますので、ひとまず身体を休めていただき、楽しい余暇をお過ごしください!


SET-J一同

7月12日(土) 東京(東京スカイツリー、浅草観光)

東京都でアテンドくださいました鵜澤さんから当日の様子とお写真を共有いただきましたのでご紹介させていただきます。

7月12日朝8時、Ms.Moodieとホテルロビーで久しぶりに再会し、ローレンスで過ごした楽しい日々を思い出し胸が熱くなりました。 
東京駅で翌日の成田エクスプレスチケットを購入してから、電車でスカイツリータワーへ向かいました。 電車の中では、娘の近況報告や先生が日本に到着して各地で体験したこと、感じたことのお話等で盛り上がり写真なども見せていただきました

 スカイツリー前に到着後写真撮影をし、634mの高い電波塔タワーについての役割、2011年に世界一高い電波塔としてギネス世界記録に認定されたことなど簡単に説明しました。 


エレベーターに乗り地上から分速600m 約50秒で上がり、途中外の景色を見ながらあっという間に展望デッキに到着しました。 当日は、曇っており景色があまり鮮明に見ることができませんでしたが、富士山が見える方角や空港 渋谷の方向などを見ながら東京の景色を楽しんでいらっしゃいました。
 世界一高いタワーの「1」にちなんで「自分自身の願い」や「みんな一丸となって叶えたい想い」など、それぞれの1番の願いをリボンに書き込んでこのモニュメントに結びつけていこうという願いのスポットがあり、Ms.Moodieと娘はリボンに願い事を書きモニュメントに結びつけました。スカイツリーは、都内屈指のパワースポットとも言われているそうです。





 先生より、このタワーは階段で上がれるのかどうかの質問があった為スタッフに確認をしたところ、非常階段しかないとのこと、この高さだと降りるのに1時間近くかかることを聞いて驚いていらっしゃいました。 
天廊回路に上がり、現在開催しているコナン名探偵の写真スポットでスケボーをしている姿の写真なども撮影でき、日本のアニメについてもお話ししたりしました。 


スカイツリータワーを満喫した後、ソラマチのお蕎麦屋さんでざる蕎麦と天ぷらをいただき、衣がサクサクしているエビと野菜の天ぷらを美味しそうに召し上がっておりました。お食事をしながら、7th gradeの時の同級生や先生が受け持たれた日本人生徒さんの話題で会話が弾みました。 
ソラマチ内でお土産探しの際、食品サンプルのお店にとても興味を持たれ、本物に近い商品のクオリティに驚きながら、サーモンのお寿司を購入されておりました。
 
その後、電車で浅草へ移動、浅草のシンボル雷門前で人力車に乗って英語ガイド付きで、伝法院通りや二天門前で写真撮影をしながら40分程浅草の街を巡りました。浅草寺の本堂でお参りをし、おみくじを引いて「吉」の内容をじっくり読まれていました。
最後に仲店通りで人形焼を試食し、お気に召したようでお土産に購入されました。短い時間ではありましたが、浅草も堪能していただけたご様子でしたので良かったです。
先生が懇親会前に皆さんへのお土産を取りにホテルへ戻りたいとのことで、一度東京駅のホテルに立ち寄り、会場の品川へ向かいました。



連日猛暑が続いており、Ms.Moodieの体調が気掛かりでしたが、この日は涼しい気候となり観光しやすく、終始笑顔で様々なことに興味を持たれて楽しんでいらっしゃるご様子に私達親子もとても嬉しく思いました。
娘がローレンスに入学をした7th gradeでとてもお世話になった先生と東京で再会をし、思い出話も含め会話も弾み、夢のような素敵な時間を過ごさせていただきました。Ms.Moodie 、亜希子先生、Set-J役員の皆さま、とても温かな懇親会を開催してくださった木田さん巧刀さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもローレンス、そしてSet -Jの皆さまのご活躍を日本より応援しております。

(以下、同じく鵜澤さんよりいただきました、その日の夜の懇親会のお写真です)


いよいよ旅程の最後である東京観光を終えたMoodie先生。同じく外国からの観光客に人気な東京スカイツリー、浅草を満喫され、とても楽しそうでしたね!鵜澤さん、アテンド、ブログ、そしてたくさんのお写真を誠にありがとうございました!最後のお写真で少し予告する形となりましたが、次回楽しい夕の懇親会をお届けいたします。

SET-J一同

2025年7月10日木曜日

7月9日(水)~7月10日(木) 秋田の学校訪問

秋田県でアテンドくださいました佐々木さんから当日の様子とお写真を共有いただきましたのでご紹介させていただきます。


7月9日(水曜日)午後4時8分の秋田新幹線で到着された先生をお迎えしました。駅の玄関では秋田犬となまはげがお迎えです。


この日は翌日訪問する予定の秋田県潟上市天王南中学校を確認するために立ち寄り、そのあとラーメンを食べました。そして我が家で荷物を置いた後、海で散歩しました。風が気持ちよかったです。ケーキとビールを持参して、景色鑑賞とおしゃべりのひとときを過ごしました。



翌日10日(木曜日)は朝からひいろと一緒に学校へ。中学校が、ALT(Assistant Language Teacher)のカルダー先生に、事前に案内をお願いしており、最初から最後まで付き添い役をしてくださったそうです。この日の午前中は、国語、体育、音楽、社会の時間割でした。各教科の日本人の先生は、授業冒頭で英語で自己紹介をしてくださったり、ムーディ先生を授業に参加させてくださったりと異文化間交流の場をあたたかく演出してくださいました。生徒たちから、「日米の違いは何ですか?」とか「先生の誕生日を教えてください」などの質問がとんで来たそうです。すべての写真をここに掲載できないのが残念ですが、生徒たちはとてもフレンドリーで、ムーディ先生が校内を移動するたびに、あちこちから手を振ったり声をかけたりしたそうで、先生は「まるでセレブになった気分でした」と、嬉しそうに感想を語っていらっしゃいました。


この日の午後は男鹿半島を訪れました。男鹿真山伝承館では、なまはげが人々を脅す実演を見学中に、ムーディ先生ご自身もなまはげに「襲われる」体験をされ、会場は笑いに包まれました。

伝承によると、なまはげはもともと人間を襲って喰う存在として恐れられていましたが、あるとき人間との知恵比べに敗れ、それ以降は人間を食べることをやめたとされています。その代わり、年に一度、集落に現れては、子どもや新しく村に嫁いできた若い女性を脅すようになったのだそうです。これは、単なる脅しではなく、「怠けていないか?」「悪いことをしていないか?」と問いかけることで、家族や地域の中での規律を再確認させ、共同体の秩序を保つための行事とされています。

この後、ムーディ先生とひいろは、コスチュームを着てなまはげに変身しました!

この日は、少し海で遊んでから帰宅しました。

夕食は純日本・東北スタイルです。いろりを囲んでお膳でいただきました。料理の力量が足りず、そうめんとピザという内訳になってしまいましたが...。そして午前中、ムーディ先生と交流したひいろのクラスメイトのゆうご君も参加しました。楽しい夕食会でした。

最終日となった7月11日(金曜日)の午前中は、もう一度男鹿半島を訪れました。目的地は、奇岩や洞窟、そして透明度の高い海が広がる加茂青砂(かもあおさ)海岸。ここはかつて、船でしか行き来できない「陸の孤島」でした。今もなお、その隔絶された自然の美しさが残されており、先生もその静けさと風景に感動されていました。

男鹿半島からの帰り道、残された時間はわずかでしたが、急いで秋田駅近くの温泉施設「華の湯」へ立ち寄りました。先生にとっては、人生初の露天風呂体験となり、嬉しそうなご様子を見て、私もとても嬉しかったです。


以上が秋田からのご報告です。

先生が日本に到着されてから、それぞれの地域のご担当の方たちからの報告・ご様子をブログ投稿等で確認しつつ、「では秋田ではどう行動しよう?」と直前まで計画を練り直すことができました。皆様ありがとうございました。和泉ちゃんもありがとう。夕食のとき、「これ、いずみからみんなへのプレゼントだよ。一緒に食べよう」と先生からもみじ饅頭をいただきました。ひいろのクラスメイトのゆうごくんも一緒にいただきましたよ〜ありがとう!先生をアテンドするのは、嬉しい時間でした。いろんなおしゃべりができて楽しかったです!


学校での楽しそうでありながら真剣な表情のMoodie先生、近距離でのなまはげに圧倒されるMoodie先生、海辺でのモデルみたいなMoodie先生、色々な表情の先生をブログを通じて我々も見ることができました。佐々木さん、ありがとうございました!Moodie先生の旅はもう少し続きますので、皆様にも応援いただけますと幸いです。

SET-J一同