SET-Jとは

プログラムの目的、内容など
在ボストン日本領事館、ボストン日本語学校、メッドフォード教育委員会が後援してアメリカ人教員を日本に派遣して、日本の教育、文化、習慣などを見聞きしてもらうプログラムがありました。ローレンススクールもそのプログラムに参加し、過去に校長先生、副校長先生、教育委員長、二名の先生が派遣されました。1999年には上記後援によるプログラムが終了してしまいましたが、2002年よりローレンススクールにSET-Jを立ち上げ日本人保護者の運動により継続しております。多くのアメリカ人にとって、日本は遠い上に言葉も生活様式も全く異なります。アメリカ人教諭に日本の習慣、文化や教育を理解してもらう事にこの派遣は大変大きな影響を及ぼしています。日本では、約10日間かけて各地を回り、平和記念資料館や小中学校などの訪問、ホームステイも体験します。日本全国に数百人いるローレンス帰国生、ご家族の方々、またはSET-Jの活動に興味を示してくださる他機関のご協力を頂いて、アメリカと日本での連携を取り合いながら、毎年この派遣旅行を行っています。派遣された教諭は、この貴重な体験を、毎年、全校生徒、保護者へ報告しています。

2019年4月16日火曜日

日本滞在1日目(4/14)大阪

日本へ向かう飛行機内では、比較的睡眠をとれた様子のワインバーガー先生。とても楽しんでいる様子がブログからも伝わってきます。 詳細はワインバーガー先生のブログもぜひご覧ください。


滞在1日目は、大阪観光をされました。
その時の様子をアテンドの塚田様より頂いていますのでご紹介したいと思います。

小雨の降る中、朝から先生になんばを案内してくれた大学生のお二人から、お昼に道頓堀のくいだおれ太郎の前で先生のアテンドを引継ぎました。

元ローレンス保護者の石角佐和子さんと黒澤(宗宮)章子さんも来てくれました。
かに道楽、づぼらやのフグなどの巨大看板を眺めながら道頓堀を歩き、黒門市場を散策。先生はフグ、みる貝、筍、菜の花などの日本の食材を珍しそうに眺められ、質問をされていました。

その後、上方浮世絵館で摺絵を体験していただきました。4種類の版木に、黒、赤、緑、黄色の絵の具を塗り、一色ずつ順番に、湿らせた和紙に摺っていきます。ばれんの力加減が少し難しかったですが、楽しく体験されました。



お昼ご飯は道頓堀の老舗「今井」できつねうどんを召し上がりました。お料理が好きな先生は、日本の食文化にも大変興味をお持ちで、関西と関東で呼び名が違う「きつね」と「たぬき」の種類など、食べ物の話や、懐かしいローレンスの先生方の近況など、話に花が咲きました。

雨足が強まってきたため、予定していた大川のクルーズはキャンセルしましたが、先生が日本の桜を見るのを楽しみにされていたため、天満橋まで移動し、川沿いを少し歩きました。
                                                                          

ソメイヨシノはすでに葉桜でしたが、造幣局では遅咲きの八重桜が花盛りで、先生は傘を差しながら何枚も写真を撮られていました。

翌日は早朝から京都に移動されるので、休息をとっていただくため、17時頃には散策を切り上げ、ホテルに先生をお送りしました。

店員さんに日本語でお礼を言われたり、看板や広告の文字を拾い読みして意味を聞いてこられたりと、日本語や日本の文化・風習を熱心に吸収しようとされる姿に、私たちもとても嬉しくなりました。

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大阪観光をアテンドして頂いた皆様、お忙しい中誠にありがとうございました。
SET-J一同、心より感謝申し上げます。

SET-J一同


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