SET-Jとは

プログラムの目的、内容など
在ボストン日本領事館、ボストン日本語学校、メッドフォード教育委員会が後援してアメリカ人教員を日本に派遣して、日本の教育、文化、習慣などを見聞きしてもらうプログラムがありました。ローレンススクールもそのプログラムに参加し、過去に校長先生、副校長先生、教育委員長、二名の先生が派遣されました。1999年には上記後援によるプログラムが終了してしまいましたが、2002年よりローレンススクールにSET-Jを立ち上げ日本人保護者の運動により継続しております。多くのアメリカ人にとって、日本は遠い上に言葉も生活様式も全く異なります。アメリカ人教諭に日本の習慣、文化や教育を理解してもらう事にこの派遣は大変大きな影響を及ぼしています。日本では、約10日間かけて各地を回り、平和記念資料館や小中学校などの訪問、ホームステイも体験します。日本全国に数百人いるローレンス帰国生、ご家族の方々、またはSET-Jの活動に興味を示してくださる他機関のご協力を頂いて、アメリカと日本での連携を取り合いながら、毎年この派遣旅行を行っています。派遣された教諭は、この貴重な体験を、毎年、全校生徒、保護者へ報告しています。

2019年4月23日火曜日

8日目(4/21)東京

滞在8日目は、高尾山への登山に行かれました。
その時の様子をアテンドの日下様より頂きましたので紹介したいと思います。


私達がワインバーガー先生のアテンドを担当したのは東京郊外の高尾山登山でした。
先生と私達親子、新井様親子、平野様親子の計7人で登山しました。

山登りと言うことで天気を心配していましたが、当日は晴れて山登り日和になりました。
また、先生の足の様子も気になりましたが、よくなってきているとのことでしたので、予定通りのコースで登りました。

登りは観光名所がいくつかある1号路を登りました。
ケーブルカーを使うことも提案しましたが、すべて自分の足で登られました。
また、途中にあるサル園に行きたいとのことでしたので、サル園にも立ち寄りました。


その後薬王院に寄りさらに頂上へ向かいました。


空気が澄んでいる日は山頂から富士山が見られるのですが、私たちが頂上に着いたときには見られなくて残念でした。
それでも先生は山頂から見える山々の景色に感動されてたくさんの写真を撮られていました。

下りは沢沿いの自然の多い6号路を下りました。
先生は一つ一つの看板に興味を持たれて写真を撮られていました。
また日本語を写すと英語に変換されるアプリを利用し看板を読まれたりしていて、感心することばかりでした。

水の中の生き物を探す先生と子供達

沢沿いの道は険しい箇所もありましたが、無事下山することが出来ました。

その後移動し、先生が興味を持たれていた回転寿司に行きました。
先生はまぐろユッケがとても美味しかったとのことでした。


我が子が先生の教え子だった数年前も先生は日本語に興味を持たれていて、いつも日本の子供たちに日本語の質問をされていました。
カンファレンスの際、回転寿司について聞かれたことがあったので、今回一緒に行くことが出来て嬉しかったです。

山登りではすれ違う方達に「こんにちは」「すみません」「ありがとうございます」などしっかり挨拶もされていて驚きました。
ひらがなが読めるようで、一文字ずつひらがなを読んだ後、知っている言葉だと感激され、知らない言葉だと意味を質問されたり、この旅でさらに日本語に詳しくなられたのではないかと思います。
私達にも時々日本語で話しかけていただきました。

今回初めてアテンドをさせていただきました。
至らない点もあったと思いますが、子供達も私達も先生と一緒にとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
このような貴重な機会に参加できて嬉しかったです。ありがとうございました。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ワインバーガー先生が楽しみにされていた中の一つであった登山も無事終了でき、私たちも安心しました。お天気にも恵まれとても楽しいひと時になったかと思います。今回初めてのアテンドを引き受けて頂き、SET-J一同心より感謝申し上げます。

SET-J一同

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。